今年の冬は例年にもまして寒い日が続いています。この寒さで茶園の樹はまだ冬眠状態を続けています。しかし、春の訪れと共に目を覚まし、新芽を出す準備を始めます。これからの時期一番恐いのは遅霜です。特に今年のように寒い日が続くと、遅霜の被害も心配されます。
その時に役立つのが防霜ファンです。茶園に上層部の暖かな空気の流れを当てることで霜が降りるのを防ぐ装置です。この防霜ファンには温度センサーが付いていて、約5℃以下になると自動的に回るようになっています。今の時期、この温度センサーの点検をしています。氷水に温度センサーを付けて、ファンが回るかどうか点検をします。防霜ファンが付いていても、温度が低くなった時に回らなかったらなんにもなりませんから、今の時期の点検は大切な仕事です。
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