お茶の牧農園 FAQヘルプお茶の知識買い物かご店長に質問
HOME飲み茶注文贈答品注文お試しセットお茶菓子急須・茶香炉
お茶コラムバックナンバー
ライン

コーナー コーナー
茶園と災害 2004年10月14日

先週の週末、台風22号が静岡県地方に大きな災害をもたらしました。当店の近くでも、屋根瓦が飛んだり、低いところでは床下浸水の被害がありました。当店の所は牧之原台地の上にあって、標高が約200mあります。そのため、水害の心配はないのですが、台地のため風を遮るものがありません。風予防のため、家の回りに垣根を作ったり、家を低く建てたりと、風に対する防衛をしています。しかし、先日の台風ではあまりに風が強すぎて被害が出てしまいました。

当店にある牧之原台地は、お茶の生育に適した水はけのいい土壌になっています。広葉樹の森は、山全体が水を蓄えるダムだと言われています。しかし、お茶畑は保水能力がないために、茶畑に降った雨はそのまま、台地の下に流れ込んでしまいます。その一部は地下水になったり、沢に流れたりします。一気に台地の下に水が流れ込まないように、台地の麓にため池を作ったり、沢に砂防ダムを造って災害を防いでいます。地場産業であるお茶畑を造ると言うことは、地元の協力なしでは出来ないと言うことです。地域が一丸となって、美味しいお茶造りに励んでいます。



マキちゃん 静岡から、お茶に関する情報や、日々思っていることを綴ったコラムです。仕事をしながら 思いついたことや、日常の事を書いています。

産地から生の声を発信できたらと思っています。読んでいただいて、少しでもお茶について関心を持っていただけたら、うれしいです。

感想やご意見は店長メールでお寄せ下さい。
お茶コラムへ戻る
コーナー コーナー

Home Copyright(c)お茶の牧農園,All Rights Reserved