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お茶の鮮度 2003年9月29日

お茶は生鮮食料品だという感覚で取り扱っています。と書くとびっくりする人も多いと思います。お茶は常温で置いておいても、腐ったりカビが生えることはありません。しかし、味や香りはほんの少しではありますが、確実に劣化していきます。一日のほんの少しの劣化が、一年を通すと大きな味の違いとなってしまいます。それを防ぐためにも、生鮮食料品を扱っているという気持ちで保管をしています。

皆様にお届けするお茶(一番茶)は、4月終わりから5月初めにかけて、年に1度しか収穫することが出来ません。その1度だけ収穫されるお茶を、年間通して同じ状態で届けるためにお茶専用の冷蔵庫に入れています。冷蔵庫といっても、倉庫そのものを断熱してその中を冷やしています。さらに、お茶は専用の袋に入れて、酸素の無い状態で保管しています。酸素を遮断するのは、酸素はお茶を酸化させるからです。

こうして万全な状態で保管しても、お茶は生き物です。新茶の時のような味と香りは、年を越す頃になると変化してきます。味が落ちるのではなく、お茶が熟成して違った味と香りになってきます。その時期にあった味と香りを楽しんで頂ければ思っています。



マキちゃん 静岡から、お茶に関する情報や、日々思っていることを綴ったコラムです。仕事をしながら 思いついたことや、日常の事を書いています。

産地から生の声を発信できたらと思っています。読んでいただいて、少しでもお茶について関心を持っていただけたら、うれしいです。

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